よくある発生場所と生態の特徴
コウモリによる糞尿被害
日本に生息する
「アブラコウモリ」は家屋の天井裏や高速道路の橋脚の隙間など人為的な空間に生息します。通称
「イエコウモリ」とも呼ばれています。
小型なコウモリで、わずか1cmの隙間があれば天井裏や戸袋などに侵入し営巣します。夜行性の為、昼間は巣で寝ているが、日没ごろから一斉に飛び出すので、夕方には簡単にその姿を見ることができます。コウモリは飛び出す時に、糞をするので家屋の壁などを良く注意してみると糞が壁に付着しています。アブラコウモリの糞はハツカネズミの糞と形が似ているため、見た目では判断が難しいですが、触れると軟らかく、また糞内容物の毛の形態と数で判別が可能です。
発生時期
家屋内の天井裏などに営巣し、11月〜3月ごろまで冬眠します。6月〜9月頃に繁殖時期があり、出産した後は、1ヶ月ほどで巣立っていきます。
実際の被害状況
屋根裏の糞尿被害
コウモリが巣をつくっている家屋の壁は、糞尿で汚れ、壁の中や天井裏に糞尿がたまり、不快な臭いを発生させます。店舗などの倉庫では商品上に糞尿が落下して、商品価値を損ねることがあります。
ヒュリカの対応措置
コウモリの対策としては、建物内に侵入させないために侵入口の閉鎖が重要です。コウモリはわずかな隙間や穴があれば侵入してしまいます。人の目線からは見えないところに穴がある場合もありますので専門業者にご相談ください。
再び被害に遭わないために...
コウモリを建物内に侵入させないことが重要です。市販の物で対策する場合は、
ナフタリン、
パラジクロールベンゼン、
木酢液などは忌避作用(寄せ付けない効果)があるのでコウモリの出入口などに散布することにより侵入を予防できます。
少しでも「気になる」場合は、ヒュリカにご相談ください。
ヒュリカでは、皆さまが安心・安全に長くお住まいになれるよう、最善の方法をご提案させていただきます。少しでも「気になる」お住まいの異常はお気軽にお問い合わせください。